Peace

 

「Peace」はプロテニス選手を目指していた自分をモチーフにした作品。

金井は15歳から18歳までの間セルビアとスペインにテニス留学をしていた。

しかし過度な練習によってチック症を発病しテニスラケットを握ると震えテニスをすることが出来なりテニスが嫌いになった。

今まで応援してくれていた親や友人の期待に応えられなかったことに対しての申し訳なさを強く感じた。

その後、絵の道に進みテニスと距離を置いたことで症状が緩和されテニスが出来る様になり今は子供たちにテニスを教えている。チック症を発病したときの苦悩や後悔を乗り越えた今の自分にとってテニスとは癒やしであり自分の全てだと思う。