ME

 

MEは線だけで描かれた無表情の人間がモチーフになるのが特徴で、トレードマークになっている。

現代のインターネット情報と固定概念によって物事を断片的に判断し感情を隠して生きる私達を表現している。

金井は18歳の時にチック症を発病し今まで自由に動かせた体が思い通り動かず、 見えない何かに抑え込まれているように感じた。 不自由な自分の体を線で表現し、 環境によって日々変わっていく感情や考え方を色で表現している。

1つの大きなキャンバスに描くのではなく別々のキャンバス書き、それを繋げて作品にするのは周りの意見に左右されずに、 自分の世界観、価値観を大事にする「個」の現代人を描きたかったから。

金井は私達の感情と行動の不一致に疑問をいだくと同時に、 機械化出来ない人間の曖昧な感情や自然に出る気遣いの大切さを表現している。